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コッキングとスナッピング

前回の投稿で使った言葉「コッキング」に関して少し補足を書いておきます。
コッキングは野球の投球やゴルフのスイングでも使われる用語です。
スイングが伴う動作においてエネルギーを効率良く安定して使うための補助動作だと思っています。
以下の説明はあくまで自分が勝手に考えるスティールダーツにおけるコッキングです。

コッキングって何か?という話ですが、簡単にいうと手首を生かしたスローイングのことです。
まず最初にスナッピングとコッキングの違いを説明します。
手首を使うと言うとよくスナッピング(スナップ)をイメージする人が多いようです。
手首を返す動きによって矢を飛ばすようなスローです。
コッキングはスナッピングとは違います。
違うというよりはスナッピングをスムーズに行うための予備動作がコッキングです。
説明動画を作りましたので見てみてください。

わかりますでしょうか。
スナッピングとコッキングの違いです。
コッキングをきっかけに始動して、このあとに手首を返すスナッピング動作が行われます。
この2つの動きが連動することで「しなり」が発生します。
スローイングにしなりを使うことで振り幅が狭くなり方向性が増し、力の分散が減って最小限のエネルギーで飛ぶという理屈です。

釣りの竿を振る動作(キャスティング)や鞭(ムチ)を打つような動きをイメージしてみてください。

コッキングによって始動を開始することで安定性や方向性をアップ。
そして少ない力で効率良く矢を飛ばすというメリットをコッキングは秘めています。

あともう1つだけ補足しておきます。
結構重要なことなんですがスティールダーツで言うところの手首の返しは矢を投げる動作ではなく矢を離す動作であるということ。
手首を返すことで投げてるんじゃなくて、矢を抜く滑らす剥がすっていうイメージです。

これは憶測ですが手首を返す動作を矢を放すのではなく矢を投げる動作として行えばソフトでも有効なテクニックになるんじゃないかと思いました。
先日アジアンツアーで見た村松治樹プロはそのあたりの処理を実に巧みにこなしていらっしゃいました。
このことに関しては長くなりそうなのでまた別の機会に書くことにしましょう。

さて簡単ではありますが今回はコッキングについて触れてみました。
この動作が良いのか悪いのかはわかりませんがヨーロッパの選手のほとんどがコッキングを使ったスローをしているというのは紛れもない事実です。
自分はスティールには欠かせないテクニックなんじゃないかと思ってます。

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