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鈴木未来 世界の頂へ

ダーツの世界チャンピオンを決める試合、それがBDOレイクサイドワールドチャンピオンシップです。
この大会で勝つと世界チャンピオンの称号が与えられます。
素晴らしい名誉です。

この世界大会に初出場した鈴木未来。
大会の出場するための2名しか通過できない予選を見事に勝ち抜き、日本人女子選手として初、アジア女性としても初の今大会の出場でした。
出るだけでもすごいことです。

そこからの活躍は連日お伝えしたとおり。
1回戦で前回優勝者で現世界チャンピオンのリサ・アシュトンにストレート勝ち。
2回戦は苦戦しながらもランキング7位でオランダのシャロン・プリンスにストレート勝ち。
3回戦となるセミファイナルではイギリスのマリア・オブライエンに何もさせない内容でこれまたストレート勝ち。
なんとここまで1セットを落とさずにきました。
そしてとうとう残すは決勝戦。
これに勝てば世界チャンピオン!
日本人、アジア人として初のダーツ世界チャンピオンの誕生となります。

決勝の相手はミクルと同じターゲット契約選手のロレイン・ウイスタンレー。
チョイ、チョイっと特徴のある投げ方をするベテラン選手です。
あのアナスタシアをセミファイナルで破って決勝に上がってきてます。
それでもテレビ解説陣は力ではミクルが上と見ているようです。

ミクルの入場は今大会で一番人気。
とくにBabySharkという曲で会場一体となってのシャークダンスをするというパフォーマンスが当たりました。
これで一気に観客を味方につける!ほんとこれは予想以上に良かったと思います。

世界中が注目する中、2019年のレイクサイド女子決勝戦が始まりました。
試合はスタートからミクルが圧倒的なシュート力でロレインを圧倒!

この日のミクルは削れる、上がれる!
とにかく無双状態。
表情も落ち着いていて、しっかり集中しているのが見ていてもわかります。

序盤から148のハイオフを出し、ダブルもぼぼラウンドをまたがずにアウトする素晴らしさ。
ロレインにダブルを打たせることなくあっという間にファーストセットを取りました。

このセットを見ただけでもこれは間違いなく勝てると思える内容でした。
ダーツの技術があまりにも違いすぎる。
そんな圧倒的な強さを見せた鈴木未来でした。
もうこれは勝ったでしょう!と誰もが思ったと思います。

2セット目に入ってもその勢いは増すばかり。
なんとスタートから180を2連発出してなんと9ダーツトライ。

日本人として世界選手権の大舞台で初めて3ラウンド目にナインダーツトライの表示を出しましたね。
この名前の横に[9] T20 T19 D12という表示が出てるこれ。
たぶん女子では初めてのことじゃないかと思います。
7本目は惜しくも外れましたが、この大舞台で180を2連発できるんですからホント凄い選手です!

2セット目もロレインは1レグ取るのが精一杯。
高得点と高いダブル決定率で力の差を見せつけてのセット連取となりました。
決勝戦だけは3セット先取りということで2セット終わったところで休憩タイム。
今大会はじめての途中休憩です。
流れが変わらないか一瞬心配しましたが、あれだけの力の差ですから心配ご無用ってところでしょう。

休憩明けのダーツは心配するどころかギアがあがりました 笑
もう完璧なダーツ! 早くも女王の貫禄が漂ってました。
自分の先攻を生かして点数を削りロレインにプレッシャーをかけまくり、相手の先攻では無理ぜずにしっかり集中力を維持したまま後ろからチャンスを伺うっていう内容。

ロレインもほぼ諦め状態だったと思います。
ミクルのギアが上がりもう力の差を感じたことでしょう。

そしてその時は来ました!!
リーチをかけた第4レグの残り40点。
これを決めれば世界の頂点。
天を見上げ深呼吸をするミクル。

ずっとこの勝利のためにやってきた鈴木未来。
最後のトップダブルは見事1本目で仕留めました。
はい、そうです!!
歴史が動いた瞬間でした!

やったのです!! とうとう夢にまでみた世界チャンピオン!
鈴木未来がBDOレイクサイドチャンピオンシップ優勝を成し遂げました!!

すぐにロレインが近づきお互いの健闘を讃え合います!
日本中のダーツファンが画面の前で絶叫したことでしょう。
快挙ということばでは言い表せないぐらい凄いことをミクルは成し遂げました。
しかも圧倒的な力を見せつけて全ての試合をストレート勝ちという完全優勝です!
これは日本国内のプロツアーJAPANではよくあるミクルのオハコです 笑
それを世界でもやってしまうミクルの凄さ。
世界が認める文句なしの世界チャンピオンでしょう!!

表彰式では滅多に泣かないミクルが涙を見せて思わず、こっちまでもらい泣き。
この時のために彼女がやってきた見えない苦労が報われた瞬間。
感きわまるものがあったのでしょう。

そんなミクルを見て抱きしめるロレイン、本当に感動的なワンシーンでした。
そしてトロフィーの授与。
まずはロレインに小切手が渡されます。

準々決勝では10回の優勝を誇るトリーナ・ガリバーを倒し、準決勝ではアナスタシアを破ってのファイナル。
立派な準優勝だと思います。
ロレイン、おめでとうございました!

そしていよいよ世紀の瞬間です。

BDOレイクサイドチャンピオンシップ2019 レディースチャンピオン!
ミラクル ミクル スズキ!!

数年前までは出場することすら考えられなかった日本人女子のレイクサイド出場。
それを自力で予選通過し、並み居る強豪を力でねじ伏せて1セットも落とさない完全優勝!
日本人初のダーツ世界チャンピオンの誕生です。
もうこれは例えようがないです。
なんだろ、もうこれは人類が月に行ったのと同じくらい凄いことだと言いたい 笑

賞金の小切手12,000ポンド(日本円で180万円ぐらい)とトロフィーを抱えてガッツポーズ!
いい顔してるなぁ!! ほんとよくやりました!!
イギリスのダーツに新たな歴史を作りました!

表彰式でトロフィーの上蓋を落っことすハプニングもありました。
なんかミクルちゃんらしくて笑いました。

インタビューでは急きょ日本から応援に来てくれた旦那さんに関しての質問が。
インタビュアー「旦那さんが来てくれたことはどれぐらい影響がありました?」
ミクル「ものすごい影響です」と満面の笑み。

年末から夫婦でイギリス入りして初戦のリサ戦の後、日本に帰国。
決勝進出が決まったところでもう一度イギリスに飛んで決勝戦を応援!
勇気くん!やったね!世界中に良き夫として紹介されたよ 笑
「MIKURU’s HUSBAND!」のプラカードが最高でした!

このレイクサイド優勝がどれだけ凄いものなのか、世界に影響を与えたのか、それは今後じわじわとわかってくることでしょう。
きっとこの快挙はいずれ国内のメディアでも取り上げられること間違いなしです。
ダーツ界にとってもかけがえのない金字塔になりました。
世界のダーツ史に一生残るとんでもない快挙でなんですから。

決勝戦のスタッツです。
Averageが1ラウンドの平均点数
First9は各レグのスタートから3ラウンドまでの1ラウンド平均点数
Doublesは上がりのダブル決定率
HighestOutは上がった点数で一番大きな上がり
90+ は90〜129点を出した数
130+ は130〜179点を出した数
180s は180を出した数

まず驚異アベレージ 90.12!
過去にアベ90点を超えた女子はひとりもいません。
歴代最高スタッツを達成。
数字的には世界最高峰PDCの男子レベルです。
普通に男子と戦える力があるということです 笑
そしてチェックアウト率も60%という驚異的な数字。
普通高くても35〜40%です。
60%って世界ナンバーワンのマイケル・ヴァン ガーウェンかミクルかって感じです。
ロレインなんてダブル1回も外してないわけです、なのにストレート負け。
どんだけミクルがすごかったかがこの辺の数字にも表れてます。

今回の鈴木未来 BDOレイクサイド2019での全試合はすべてYouTubeのBDO公式チャンネルで見られます。
ありがたい!!
以下にまとめてみました(自動的に鈴木未来の試合に飛ぶように設定してあります)

1回戦 vs リサ・アシュトン
https://youtu.be/DzlrvpTlV5o?t=8692


2回戦 vs シャロン・プリンス
https://youtu.be/sdJB1wnM618?t=3309


セミファイナル vs マリア・オブライエン
https://youtu.be/IEuS5wKkUf8?t=5308


ファイナル vs ロレイン・ウィスタンレー
https://youtu.be/b5cjj6-_ehI?t=587


優勝後のインタビュー
https://youtu.be/BrozOWqTKnw


ミクルちゃん、優勝おめでとう!!
歴史を塗り替えた偉大な世界チャンピオンです。
自分が生きている間に日本人がダーツの世界チャンピオンになるなんて思ってもいませんでした。
それを叶えてくれて、感動と希望を与えてくれて、そしてこれからの道を切り開いてくれてありがとう!!
本当に素晴らしい世界挑戦でした。

もう文字ではなく涙しか出てこないです。
ミラクルミクルの偉業は決してミラクルではなく地道な努力と決して諦めない挑戦と強い意志で勝ち取った当然の結果だったのだと思います。

レイクサイド優勝、本当におめでとう! そして本当にありがとう!!

鈴木未来、世界制覇達成!!

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