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スミスの96点チェックアウト


7月13日、14日と上海で行われたPDC上海マスターズ。
浅田斉吾選手を含むPDCアジアンツアー上位3名も参戦した今大会。
優勝は最近好調のマイケル・スミスでした。
Mスミスはワールドマスターズ初制覇です。
とにかくポンポン投げるスタイルのマイケル・スミス。
毎度のことですが見ていて実に気持ちの良いダーツプレイヤーです。
そのスミスのダーツで今回の印象に残ったチェックアウトがありました。

マイケル・スミス 初戦のパンダマンとの試合中に見せた96点アウトです。
96点残りから1本目はセオリー通りT20へ、しかしトリプルのすぐ下に刺さってしまい1投目が邪魔で20トリプルが狙えないと判断したスミスはノータイムでD19-D19でチェックアウト。
実に見事なスタッキングで19ダブルダブル・アウト決めちゃいました。
見た瞬間「わ!」って声でちゃいました。
まぁ考えれば確かに76点残りはD19に2本であがりですけど、ノータイムでそれやるか!って 笑
完全に体に染み付いてるアレンジパターンなんですよね。
でも彼のスタッキング能力考えたらとても理にかなったトライです。

結構むかしになりますがサイモン・ウィットロックが133点残りをT19-D19-D19で上がったのを見たときも衝撃でした。
おしっこちびるかと思った。

2本持ちの76点残りでたまに見るお洒落アウトはD18-D20とダブルを2回使ってアウトする方法。
これはフィル・テイラー、ウェイド、ピーターもよくやります。
シュート力が強い日本人はこっちの方が向いてるとおもいます。
決まるとカッコイイですよ、これは。
普通ならそっちをチョイスするんですけどね、マイケル・スミスはノータイムでD19に2発。
別にナメてるわけじゃないですよ、これはスタッキング力が高いがゆえの選択です。
1本入ってしまえばもう1本は勝手に同じところに吸い込まれるっていう理屈。

これを見てすぐに思い出したのがマイケル・スミスの有名な120点アウト。
見たことある人たくさんいると思います。

120点残りをT20狙ったけどトリプルの下に入ってしまい残り100点でT20狙うのが困難になったところ、ノータイムでまさかのインブルーインブルを決めちゃうミラクルチェック!
なんだよ、コレ! っていう動画です。
対戦相手のイアン・ホワイトも若干ムッっとしてますよね w
やっぱりノータイムってところがすごいです。
もちろん多少の遊び心というか魅せてやろうって気持ちもあってのトライでしょうけど、わざわざ横に動いてT20狙うくらいならインブル狙って1本入っちゃえば、最後もスタッキングして入っちゃうべ!っていう彼なりの理屈なのでしょう。
それぐらいスミスはスタッキングがうまいです(みなさん知ってると思うけど)

ちなみにスミスのこの120点アウトですが、ここ最近でも2回やってます。
もうこれがやりたくて意図的に1本目をトリプルの下に打ち込んでるんじゃないかって思ってしまいます。

これは昨年のプレイヤーズチャンピオンシップ第14戦、セミファイナルのロブ・クロス戦です。
3本目のスタッキングがあまりに綺麗すぎて何度も見直してしまいました。
スタッキングって何?っていう人はこの3本目の入り方を見て欲しいです。
2本目を使って綺麗に3本目を導いています、これがスタッキングです。

次は最近の映像、なんとガーウェン相手に決めちゃいます。

ガーウェンが170点残りのブルを外したあとに、スミスがここぞとばかりにS20-DB-DBを決めます。
さすがのガーウェンもこれには大ウケしてグータッチ。
ほんとスミスはこのアウトが好きなんでしょうね w

100点残りの時のS20からのD20-D20
95点残りの時のS19からのD19-D19
90点残りの時のS18からのD18-D18
こういう5カウントで上がれるときに狙ったトリプルが外れたらそのままダブル2発アウト。
実はスタッキングするような飛びをしている人には結構ありなんじゃないかと思います。

ダブルーダブルであがると本当気持ちいいんですよ。
でもリーグとかでダブルーダブル狙って2本目をアウトボードしちゃったときのあの背中に感じる冷たい空気を考えるとなかなかリーグではトライできなかったりするんだよなぁぁ。
決めるとみんな絶叫するけどね w

結局なにが言いたいかというと、アレンジって自由で楽しい!固定観念にとらわれてちゃつまらない!ってこと。
自分の飛びや得意な場所などを生かしたオリジナルのアレンジやフィニッシュを模索してみましょ!
そしてそれをノータイムで決めてドヤ顏してやりましょ!

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