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永吉 アジアンツアーツイート まとめ


中西永吉がアジアンツアー最終戦を終え帰国する日にアジアンツアーの一年を振り返るツイートを連続投稿しました。
イギリスでも一緒だったり、この一年もアジアンツアーを共にしたり、名古屋から東京に出てくるときはいつも彼と会話をします。
これまでもたくさん話を聞いてきましたが、今回永吉が帰国の道中でツイートした言葉はこれまでの彼の経験や考えが凝縮されているように感じました。
今後ダーツ頑張りたい!世界でダーツしていきたい!という人には間違いなく参考になる言葉ばかりです。
そんなわけで永吉のアジアンツアープレイバックツイートを今回まとめてみました(本人承諾済)

中西永吉のツイッターアカウントは[ BBaby180 ]です。
https://twitter.com/BBaby180
彼のツイートに対して自分の感想リプライをつけてみました。
写真は勝手に添えました。
ではゲームオン!

PDC Asia Tour 2018 アジアではじめてのPDCツアーが幕を閉じました。
1年間フル参戦した感想と来年に向けてのツイートをしていきましょう。

今年からスタートしたPDCアジアンツアー全12戦にフル参戦したのは7名。
永吉はそのうちのひとりです。
この1年間PDCツアーに挑戦した彼の言葉を見ていきましょう。

まず海外の試合を1年間回って思ったことは、継続は力なりということ。
最後の試合では1日通してスタッツ平均が80を超えました。
僕にとっては大きなことです。
世界に近づくために僕は少しづつ進んでいきます。
そのためには短い時間でもいいからダーツを投げましょう。
必ず結果に表れます。

継続できることは才能だと思います。
しかも持って生まれたものでなく本人の意識ひとつで養える才能。
永吉はイギリスにいた9ヶ月の間、毎日ブログを更新しました。
ダーツの技術においても、彼は決めたことをやりとげます。
そしてそれが結果に表れているのをこの目でみています。
継続は力なり。

スケジュールに合わして体調や練習などの調整方法を考えることも大切。
長丁場になることが多い海外の試合では朝のアップの方法から試合感の過ごし方まで国内の試合とは違います。
また試合に向けてモチベーションを上げる方法も見つかりました。
なんとなくで勝てるような甘い世界ではありません。

これは海外での試合経験がない人はあまり重要視しないことかもしれません。
日程にあわせての体調管理やモチベーション作りはとても大事。
入れれば勝てる、強ければ勝てる、そんな甘いものではありません。
とくにアジアンツアーだけでなく海外での試合は連日連戦です。
体力はもちろん、気力のスタミナも必要になってきます。
そのコントロールができないと勝てないというのは何戦か経験することでわかってきます。

みなさんが思っているほどアジアのレベルは低くありません。
今回も110というスタッツをノエルが出していました。
PDCだけを見るのではなく、見据えた上でアジアに注目しましょう。
僕らが住んでいるのはアジアです。
まずはここで勝てるようにならなければとてもイギリスでは勝てないでしょう。

今年アジアンツアーを見て体験して感じたのは永吉のいうようにアジアのレベルの高さでした。
ノエルの9ダーツ、そしてトップ5の選手たちはスタッツ100を超える力があります。
日本人選手も浅田斉吾、幕内邦昌らがスタッツ100超えを出しています。
ロイデン・ラムに関していえばワールドシリーズにアジアンツアー1位選手として出場、シリーズシード1位だったギャリー・アンダーソンを1回戦で倒す大金星をあげてます。
日本人選手では浅田斉吾の優勝3回をはじめ松本嵐、村松治樹、赤松大輔、樋口雄也らが表彰台に上がっています。
アジアは世界に追いつけ追い越せのレベルになりつつあるし、日本はそれを牽引する国でもあります。
まずはアジアに挑戦してみましょう!

もし海外で活躍したいのならば、国内の現状のフォーマットでは対応できません。
海外の試合に出ましょう。
国内大会は出場して優勝しても旅費すらペイできない大会が多いです。
日本にもスティールツアーはありますが日本ダーツ界は残念ながら選手ほど海外を意識してるとは思えません。

非常に正直に直球投げますね、永吉らしい w
自分もまったくもって同感です。
とても言いづらいですけど永吉の言う通り国内の大会では世界で勝てる力はつかないと思うし、世界に挑戦するための経験もほぼ積めません。
それはダーツのレベルうんぬんではなく、試合フォーマット、スコアラー、試合形式など全てが日本独自のものだからです。
国内のスティールトーナメントは世界の国際トーナメントから見ると完全に取り残されています。
しかもそれを変えようとする動きはゼロです。
日本のトーナメントがダメだというわけじゃなく、海外のトーナメントとは全然違うという話しです。
国内でトーナメント開催をしている関係者の人にはぜひ来年のアジアンツアー海外ラウンドに足を運んでもらって国際大会のフォーマットや試合運営を見て感じてもらいたいです。
国内だけを視野にやっていくならよいのですが、世界を見据えてダーツをするなら早い段階で海外大会に参戦することをお勧めします。
世界で戦っていく力、そして世界で勝てるようになる力は世界に出ていかないと身につきません、とくにトーナメント後進国の日本ではなおさら。
知ってのとおりダーツだけでなくスポーツでトップに立つ人たちの多くは日本にいては世界一になれないことに気づいて海外に出て行きます。
日本でトップに立っても海外の試合で勝てないのはそういうことです。
海外で勝てる選手は海外で経験積んでます。

海外の試合を回る上で英語を少しでも話せたり語彙力があると格段に楽になります。
僕のイギリス挑戦はこんなところでも役に立ってくれました。
そしてなによりも海外の選手とのコミュニケーションは色々な情報を得ることもできます。

英語を覚えましょう。
英語を覚えましょう。

大切なので2回言いました。

アジアンツアーに出ていて思うのまさにコレ。永吉が羨ましい。
たぶん会場で英語話せないのって日本人だけじゃないか??って思います。
どこの国のプレイヤーもみんな英語話します。
会場アナウンスもルール説明もすべて英語です。
言葉が話せると入ってくる情報はさることながら、遠征先でサポートしてくれたり、自分のことを覚えてくれて会うたびに挨拶してくれる仲になります。
英語話せるアジアンツアー、英語話せないアジアンツアーでは充実度や楽しさが10対4ぐらい違うと思います。
以前ツイッターで書きましたが、オランダのバーニーがPDCに来るならダーツは別にいいから英語話せるようになってから来いと、ダーツの技術なんてPDCに来れば勝手にうまくなる、英語できなきゃはじまらないという海外選手へのアドバイスを紹介しました。
カタコトでいいんです。まずは勇気をもって話かける。
(ミクルちゃんは英語そんなに話せなくてもガンガン外人とコミュニケーションしてました、今は結構話せるようになったんじゃないかな)
そして自分を知ってもらうこと、そしてカタコトでいいから相手と会話してみること。ようは慣れです。
自分の場合「ドリー」ってニックネームをアピールするようになったら、ハーイ!ドリー!モーニング!!って挨拶してもらえるようになりました。
来年からは首から名札ぶるさげようと思ってます。
とにかく英語を学びましょう!

取り組み方を変えました。
自分の気持ちに正直にダーツと向き合ってきました。
そこからダーツが楽しいとより一層思えています。
今回初めてベスト8までいきましたが緊張も程よく、楽しめました。
もう一つ勝てばもっと楽しいのかな?
そんな気持ちでまた腕を振ります。

永吉はアジアンツアー12戦で1戦ごとに力をつけていくのがわかりました。
しかも毎試合ちゃんと課題を作っていたり、新しいことを試していたり。
負けた試合はちゃんと振り返って原因や改善点を考える。
1試合たりとも無駄にしていなかったように思います。
最後のフィリピンラウンドでは2日とも賞金獲得。
ダーツがうまくなったというより、勝ち方を覚えてきたっていう印象です

今回のアジアツアーの目標は30位以内でした。
正確な順位は出ていませんがその辺りでしょうか。
明確で現実的な目標設定は必要です。
それと同時にバカみたいな夢も語れることも。
設定が低いなんて思わなくても大丈夫です。
一つ一つクリアしていけばいいのだから。

このブログを書いている時点では最終ランキングはまだ出ていませんが、たぶん目標達成したんじゃないでしょうか。
達成していなくても彼が得たものはそれ以上のものだと思います。
自分もアジアンツアーまわりましたが年間通しての目標は設定すらしていませんでした。
(雑誌の取材や撮影でいっぱいいっぱいという言い訳はありますが、、)
永吉のいうように明確で現実的な目標は大事だと思いました。
目標を設定しているのとしていないのでは一年通してこれだけの違うのか!って永吉を見て思いました。

この一年のうち2ヶ月近くは海外にいたかもしれません。
生活と試合を経験して感じるもっとも大切なことは、
他人と比較しないということ。
自分は自分、自分の生き方で毎日を過ごせばいい。
自分のペースで何事も取り組めばいい。
もっともっと自分を大切にしましょう。
あなたは最高です。

これね w
日本人はやたら人の目を気にするし、その影響で自分を抑えて周りに合わせるという風潮がありますよね。
イギリスで強く思ったし、今年アジアンツアーでアジア5カ国に行っても、また感じたこと。
それは海外では他人のことを気にして生きてるひとなんていないってこと。
みんな自分のことに一生懸命。
それを人がなんと言おうと、自分は自分って生き方をみんなしています。
とても楽に感じたし、素敵だなって思いました。
そしてそういう考えになると自分自身を、自分の考え、自分の夢を大切にできます。
人のいうことはどうでもいいから、自分がしたいことに取り組みましょ!

フォームも試合感の過ごし方もみんな人それぞれ、みんな違ってみんないい。
だけど目指してるところはみんな一緒。
でもそこには一人しか行けない。
試合ではリスペクトを持てばいい、誰かに気を使うことなんかしなくていい。
それが先輩でもスポンサー関係の人でも、大切なことはリスペクトです。

とてもいいこと言いますね。
彼は本当にリスペクトということを大切にしている人です。
気を遣うことが大切なんじゃなくて、敬うことが大切だと。
そういう奴だから永吉とは一緒にいて楽。
言いたいこというし、好き勝手やりやがるけど、一番の根底にリスペクトする気持ちがある。
まぁ 理解されないこともあるだろうけどね。
永吉はそういう奴です。

試合前にいつも心の中で支えてくれる人達を思い浮かべて「ありがとう」って呟きます。
キザですけど。
1年間海外の試合を出るということは一人ではできません。
必ず誰かの助けや支えがあります。
感謝しかありません。
家族や応援してくれてるみなさん、スポンサー様、ほんとにありがとうございました。

これ読んでね、すごいなって思いました。
試合前に「ありがとう」って。
これ自分もやってみようって思いました。
何かが変わる気がしています。
海外選手たちって勝利インタビューでも必ず感謝の言葉をいうんです。
きっとこういうことなんでしょうね。

とりあえず出てみればいい。
出て分かることもあるって言うけど。
見てるだけで分かることなんてないです。
自分で経験したことが全てです。
今の自分を作っているのは過去の経験。
モニター越しに得られるものは限られているし、
モニター越しから変わる物はありません。
行動した先に変化が待ってます。

これまでどんな競技でトップに立ったひとも、どんな偉人も、成功者も、、
みんな同じこと言ってます。
永吉の言葉のまんまです、いいからやれ!!行動しろ!!です。
やらなきゃ失敗すらできない、やらないことほどつまらないことはない。
あなたが迷ってるあいだに僕たちは行動して、経験して、ひとつ先へ進んでいます。

最も印象的だった選手はクリスチャン・ペレス選手です。
ツアー12戦のうち3戦当たりました。
0-5で負けて5-2で勝って0-5で負け。
スコア以上に内容がある試合でした。
スコア上の数字で終わらせてしまうのか、その中にある内容を感じるのかは今後取り組む上で大切です。

永吉がアジアンツアー選手の中で一番仲が良いのがクリスチャン・ペレスだと思います。
ペレスも永吉のことをブラザーって呼んでいつも仲よさそうに会話してます。
自分も神戸で対戦して以来、挨拶したり簡単な会話をするようになりドリーって呼んでくれるようになりました(永吉のおかげ)
試合結果のスコアはとても大事なんですが、その数字に残らない部分、表面だけじゃなく中身をどう受け止めるか。
そしてそれをきちんと感じとるためには、しっかりと試合に向き合って、自分と、そして相手と戦っている必要があります。
永吉はちゃんと相手をリスペクトして、自分と向き合って、一生懸命ぶつかっていくから、戦う相手にもそれが伝わっているんでしょうね。
永吉と試合した相手は必ず試合後に永吉を讃えています。

日本に着きました。
本当に今シーズンのアジアツアーも終わりです。
それ関連のことはまた別の媒体に書こうかと思うのでTwitterではこれで最後にしましょう。

今回のプレイバックツイートは自分にとってもよい振り返りになりました。
永吉と比べて自分は全然成長してない!ってわかりましたからね w
そして来年はどういう取り組みをしようという参考にもなりました。
ん?? 自分は来年はアジアンツアー回らないんじゃなかったっけ??

今回のまとめはこれでおわり。
どうでしたか?なにか心にくるものがありましたか?
永吉の言うことが正しいか?とかそんなことどうでもいいんです。
若い奴でこれだけの挑戦をしてる奴を他に知りません。
その彼がこの一年アジアンツアーで感じた生の言葉を紹介しました。
さぁ 来年のアジアンツアーはもう始まっています。
準備をはじましょうか!
最後は永吉のこのツイートで締めましょう。

海外での取り組み方を考えているあなた。
留学のパンフレットを取ることやエクスペディアをインストールするその些細なその1歩が人生を変えるかもしれません。
新しいことにトライする事は人生を充実させる大きな要因の一つです。
僕は幸せです。
支えてくれているすべての人へ

ありがとう

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  2. sbo sbo

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